患者様の治療例

治療例

小学校5年生の時に友人に口臭を指摘され、それ以来しぐさが気になっているとのこと。口腔内も不快で、人前に出るととても不安だそうです。仕事もしづらいのでなんとかしたいと来院されました。

事前診査

口腔内診査

尿検査

口腔内細菌検査

口腔内清掃及びイリゲーション

本日の検査結果説明

 

顕微鏡検査の説明風景の写真

<検査結果>

口腔内は、むし歯・歯周病的な問題はない。全身的にも病的な問題はない。

長期にわたる口臭の不安感、口腔内不快症状の訴えから、口臭症の可能性が高いため、口臭症治療へ。


口臭治療(精密検査、病状診断、無臭化治療)

医療面接

口腔内乾燥度検査

唾液分泌量及び性状のテスト;

各種ガス測定器による検査(3種類);

ストレス度及び末梢血液循環測定;

口臭発生能力検査

自身口臭体験

鼻腔・咽頭視診

舌診

検査結果の説明及び診断、カウンセリング

無臭化処置

<検査>・・・全部で40項目あります。

■口臭測定器の検査(1例)

他にも口臭測定器は数種類行います。

■唾液緩衝能検査


測定風景での写真

<診察結果>

各種口臭ガス測定器で高い数値が確認された。

長期にわたる口臭の不安感があり、他人のしぐさや目線が気になり、コミュニケーションがつらい状態。

口腔乾燥感が強く、口腔内不快症状を自覚。

精神的ストレスが強く口腔内自律神経の悪化を認めるため口臭症と診断。

口臭症治療の必要性を認める。


<診断結果>

生理的口臭に起因する口臭症

<診療1回目>

口腔生理機能検査結果からも口腔内不快症状があると思われる。生活環境や本人の不安感覚も含めた分析から、不快感覚改善処置の治療プログラムを作成後、無臭化処置。


(↓2週間・・・・・・自宅でのセルフコントロール)

<診療2回目>

各種口臭ガス測定器でのデータは改善。口腔内の不快症状もかなり改善。ただ、まだ本人の不安症状が少しあり、自信がない状態。自律神経のバランスをチェックしたうえで、さらなる治療カリキュラムを作成。


(↓2週間・・・・・・自宅でのセルフコントロール)

<診療3回目>

口腔内の不快症状、不安症状改善。しぐさも気にならなくなり、精神的にも楽になったとのことで治療終了。