治療の流れ

目的:目に見える病気(虫歯、歯周病、全身疾患など)によって口臭が起こっていないかを検査し、当院専用消臭剤によるイリゲーションを行います。

STEP4.口臭治療(精密検査、病状診断、無臭化治療)

目的:目に見える病気以外では何が原因なのか、口臭が起こるメカニズムを精密に検査して、毎日の口臭を無臭にしていきます。


STEP1.申し込み・ご予約

まずは、電話かメールで初回の予約を行います。

予約の確定はメールでも可能ですので、時間や環境的に電話が難しい方でも安心してお申し込みいただけます。 当院では、当院の口臭治療をご理解いただき、本格的に治療に専念していただくために、初診時に口臭症診断を行っております。 口臭症治療は、「息」を気にされているというナイーブな問題でもありますので、当院の雰囲気や治療に対する取り組みをご理解いただければと思います。

※高校生以下の方は、保護者の方からのご予約・申し込み後、先に女性保護者のみご来院の上、治療方針の説明をお受けいただく必要があります。


STEP2 .口臭測定+唾液緩衝能簡易検査+口臭症診断 +ガイダンス(約30分)(無料)

1.来院・受付

当院は、銀座一丁目駅から徒歩1分、他にも銀座駅、有楽町駅、東京駅からでも徒歩数分です。

2.問診票の記入

問診表記入風景の写真

受付が終わったら、問診票の記入です。問診票では、どのように気になっているのか、過去の既往歴など一般的な事柄をお答えいただきます。


3.口臭測定

口臭測定器を使用し、現在のお口の中のガスの測定を行います。

4.唾液緩衝能簡易検査

5.口臭症診断チャート作成とガイダンス

口臭測定・唾液緩衝能簡易検査の結果説明と、どういう状態で気になっているのかお聞き口臭症診断チャートを作成します。口臭に対する不安や現状をお伺いし全体の状態を把握致します。次回からの治療内容のガイダンスをします。

STEP3.事前診査(約60分)

気になっている口臭に病的な原因があるかどうかの検査を行います。

1.口腔内診査

口腔内治療状態、粘膜病変、歯列、噛み合わせ、歯周病、舌の状態チェックなどを行います。

2.尿検査

口臭に影響を及ぼす全身の病気の可能性を尿検査で検査します。

3.口腔内細菌検査

位相差顕微鏡による口腔内細菌感染状態の検査(感染している場合はその処置)を行います。

4.検査結果の説明

気になっている口臭に病的な原因があるかどうか、診察結果の説明をします。

5.口腔内清掃及びイリゲーション

簡単な口腔内清掃と当院専用消臭剤によるイリゲーション処置を行います。

次回来院時に持参いただく生活調査票をお渡しし、記入方法を説明いたします。

※高校生以下の方は、女性保護者の方からのご予約・申し込み及び女性保護者同伴での受診とさせていただきます。

6.ガイダンス

STEP4.口臭治療(精密検査、病状診断、無臭化治療)(約180分)

気になっている状態や、口の中の不快な感覚を改善しつつ息をきれいにする、口臭症に特化した当院オリジナルの本格的な専門治療を行います。

何が原因なのか、口臭が起こるメカニズムを精密に検査して、毎日の口臭を無臭にしていきます。

1.問診

口臭症基本検査でお渡しする「生活調査表」に、初診までの一週間の食事や生活状態・口臭の状態を記入いただきます。

これをチェックしながら、いつからどうして気になり出したのか、口臭の状態はどうなのか、どんな時に気になるのか、

今まで試している口臭対策とその結果など、あなたの口臭を治すために詳しく伺います。

2.口腔内湿潤度(水分量)の測定

モイスチェッカーという機械を口の中に入れ、口の中の水分量を測ります。

3.唾液分泌量および性状のテスト

何もしていないときと、ガムをかんで口を動かしているときの二つの状況において、3分間で出せる唾液の量、唾液の濁り具合、PHを測ります。

4.各種口臭測定器で測定

口腔内ガスと呼気ガス(吐く息)を測定します。

その他、においのもととなる揮発性硫黄化合物のガス濃度や口臭最大時の状況を調べます。

5.ストレス度及び末梢血液循環測定

自律神経のバランスを診断し、ストレス度を評価します。

6.舌診

舌の状態、舌苔の状態を診断します。

7.検査結果の説明と診断およびカウンセリング

検査の内容をわかりやすく説明しながら、さまざまなデータを基に、ドクターが診査・診断をします。なぜそのような口臭が起こっているのか、原因を詳しく丁寧に説明し、治療法や、より効果的な口臭対策を指導していきます。

8.無臭化処置

治療と並行して、内緒話が大丈夫なように徹底的な無臭化処置を行い、治療当日からあなたの口臭を改善していきます。

安心してドクターと共に治療に取り組むことができます。

●2回目以降の施術については、別途ご案内します


※最後の治療から1年以上期間が開いている場合は、口腔内の状態が変化しているため、初診時と同じ各種口臭測定・精密検査・診断を行う必要があります。


口臭症治療にはこんな機器を使用します

写真:尿検査の機械

尿検査

 

内臓疾患に由来する口臭の有無を調べます。

 

ハリメーターの写真

ハリメーター

 

揮発性硫黄化合物のガス濃度をリアルタイムで測定します。鼻臭の測定も可能です。世界で最もよく使用されている口臭測定器です。

 

ボディチェッカーの写真

ボディチェッカー

 

自律神経のバランス診断を行いストレスの度合いや末梢血液循環状態(血管年齢)を同時に測定します。

 


オーラルクロマ

 

ガスクロマトグラフィーにて、口腔内ガスの主要口臭成分とされる揮発性硫黄化合物を三要素ガス(硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイド)に分離し、ガス濃度を測定します。

 

BBチェッカー

 

口腔内ガスと呼気ガスを区別して測定できる世界初の最新型口臭測定器です。

 

アテインの写真

アテイン

 

口腔内ウレアーゼ活性測定器。口腔内の嫌気性細菌の増殖状況により、間接的に口腔内ガス発生の可能性を測定します。

 


ハリブレッサー

 

ガスクロマトグラフィータイプでは世界最高水準の速さで測定。代表的な口臭成分とされる揮発性有機化合物として、硫化水素、メチルカプタンの2種の口臭ガス臭気を分類し測定します。 最先端プラズマ新技術で開発したナノ素材半導体センサの採用で高感度に分析できます。

 

インキュベーター

 

唾液の官能測定をします。

 

モイスチャーチェッカー

 

口腔内湿潤度(水分量)を測定します。

 


唾液リスクテスト

 

唾液の緩衝能と分泌量を測定します。

 

サリバPFTテスト

 

唾液の分泌能力テストや唾液の性状を測定します。