膿栓について

 膿栓は、のどの奥左右両側の扁桃腺に白い塊として付着して出てきます。

1ミリ~5ミリくらいの大きさで、咳やくしゃみと同時に出てくることがあり、それをつぶすと下水やドブのように強烈な悪臭があるので、瞬時の口臭の一因にもなります。

 

扁桃腺は、口腔内に侵入してくるウィルスや細菌を防御し、侵入してきたウィルスや細菌を退治します。

 

扁桃腺には小さなくぼみがあり、このくぼみに、退治してできた副産物(死骸)が白い塊となって溜まるのです。


 

膿栓の多くは、知らない間に食事と一緒に飲み込んだり、うがいなどで取れてなくなったりしますが、何かのタイミングで急にポロリと出てくることもあり、不安に感じる人もいます。

 

 体に害を及ぼすものではなく、歯石や耳垢などと同じ感覚で誰でも自然にできるものですが、溜まると違和感を感じたり、つぶすと臭いので口臭を気にする人は、不安感がより大きくなることがあります。→★

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