他人とできるだけ口をきかないようにしている
自分の息が臭いのではと思うと、できるだけ他人に知られたくないので、どうしても他人に知られたくないような自分を守る動作をしてしまいます。その一つが、他人とはできるだけ話さないということ。でも、これは、むしろ逆効果になってしまいます。
話をしないでずっと口を閉じていると、口の活動(口腔内の生理機能)が悪くなるので、唾液の分泌が悪くなります。会話をすることにより舌は動きますが、話さないと舌の動きは制御されるのです。
特にムッと口唇を閉じていた人が急に話し出すと、口腔内にたまっていたガスが一気に外へ排出されるので、話し始めはとても臭くなります。
口臭を気にしている人は、話すのにも緊張してしまいがちですから、交感神経が強く働き口腔内も乾燥しやすく、話さないことにより唾液腺の働きも低下してくるのです。
普段から、気軽な会話をしながら、口腔内のガスをためずに少しずつ出している人の方がニオイは出づらくなります。
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