近くで話すとき、自分の息がかからないように話さないと、と思うマナー的な感覚を持った人がいます。
誰でも多かれ少なかれ、生理的口臭はありますから、迷惑をかけたくないと思う気持ちが働く人もいるのですが、口臭に不安感を持ってしまうと、相手のその態度も、自分のせいで、のけぞっているのではないかという思いが生じます。
そうなると、<またのけぞられないか>という気持ちで相手の態度を見てしまうようになります。
そうやって相手を観察する癖がついてしまいます。
 
    
そんな時は、どうしても口腔内の生理機能は低下していきます。
機能が停止する癖がつくので、逆に生理的口臭が強くなってきます。
相手を観察する癖をやめない限り、口臭が出てしまう現象がおこります。