普通の感覚だと、他人が自分のそばで咳ばらいをしたら、<悪い菌をもらったらいやだ>とその人を避けます。
ですが、口臭が気になりだすと、<自分のせいでこの人は咳ばらいをしてる><私が臭いから咳ばらいをするんだ>という認識に変わってしまいます。
声に出さずとも、<臭いじゃないか!>と言われている気分。
悩みが深くなってくると、口臭という実際に目で見えない自分の感覚に、不安な状態があるからこそ、自分の視点で物事を見るようになるので、そんな感覚に変わってしまいます。
 
    
そうすると、また、すれ違う人の態度をいつも気にするようになります。
<この人は、咳ばらいをするのかな><またされないかな><やっぱりされた>といったようなずっと相手を観察する状態になります。
その時、あなたのお口の中の生理機能はストップしてしまっています。
口腔内生理機能に支障をきたしているわけなので、それがゆえに生理的口臭が強く出てしまう現症が起こります。
もともとあった生理機能がどうなっているのか、精査する必要があります。