A:お茶の渋み成分であるカテキンは、ポリフェノールの一種で、殺菌性があることが知られています。
ただ、殺菌性はありますが、その効果で唾液自体の酵素も抑制されてしまいます。
疲れた時には、緊張を緩和し、一時的に口臭を抑制するのですが、たくさん飲みすぎると逆効果になります。それなりの弊害もあることを頭に入れて楽しむことが大切です。
また、お茶には、苦み成分であるカフェインも含まれています。
カフェインは、交感神経を興奮させます。お口の中の生理機能は、自律神経の働きが影響を与えますので、交感神経支配になるとかえって唾液を抑制することになります。また、利尿作用もあり渇きやすくなるので、唾液の性能は低下します。
お口の中が渇きやすい人、精神的に不安が強い人は、お茶を常飲すると益々唾液が不足しお口の中がネバネバして口臭が起こりやすくなります。
従ってお茶は、緊張時や食後のリラックス効果、ポリフェノールによる一時的な口臭抑制効果はありますが、あくまでも一服にして、飲みすぎないことです。
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